超人気AV女優の波多野結衣をはじめ日本のAV女優が海外で人気の秘密とは？

日本にいると案外気づかないものですが、皆さんは日本のAV女優達のクオリティーの高さって知っていますか。欧米のAVを見たことある人ならわかると思いますが、最近こそモデルみたいな綺麗な女優が多くなりましたが、少し前の海外AVといえばバストがやたらデカくて筋肉質、顔も男みたいにごっつくてゴテゴテの化粧のオバサン女優が獣みたいに交じり合うといった内容が主流でした。逆に海外ではインパクトの薄い印象がある日本のAV女優は受け入れられにくかったのかもしれません。これは文化の違いなので仕方ないことかもしれませんが、最近この流れが変わってきつつあるらしいのです。欧米の女優達がモデルみたいに華奢で可愛くなるのと同じように、日本の女優達も豊満なバストや海外女優以上の魅力的なハーフ美女も続々台頭してきています。更にインターネットの影響でお互いの文化を垣間見る機会が多くなったせいで、海外女優の人気と需要は増々高まるであろうと予測されます。特にアジアを中心に人気を席巻してる日本のAV女優ですが、今回注目する美人女優、波多野結衣もその1人で台湾や中国では既にかなりの人気を獲得してるようなのです。日本のみならずアジアで超人気の彼女とはどんな女優なのでしょう。

超人気の美魔女女優、波多野結衣

DMM人気ランキングで上位入りの常連である波多野結衣は2008年にAVメーカーh.m.pより『ZERO 素人以上、女優未満』という作品でデビューしました。爆発的に人気が出たというより、どちらかと言うとデビューしてすぐはあまり精力的に活動しているわけではありませんでしたが、恵まれたルックスと大人の女性の魅力で徐々に現在のポジションを確立していきます。2013年にはティーパワーズ所属のアイドルグループ『me-me*』のメンバーとして活躍し、翌年にはスカパーアダルト放送大賞2014の女優賞と夕刊フジ賞をW受賞します。さらに同年4月から台湾のスマホ向けゲームアプリ『神鬼幻想』でイメージキャラクターを務めるなど海外進出も果たし、日本で一番有名な女優といえば彼女の名前が上がるようになりました。そしてこの年、DMM年間AV女優ランキングで1位になり、その人気を不動のものにします。
彼女が日本を代表するような有名AV女優になったのは、持って生まれたポテンシャルの高さだとあるAV監督がコメントしています。昔と違い裸になる覚悟さえあればAV女優になれる時代は終わり、現在はルックスやスタイルはもちろん、性格や頭もいいといった4拍子も5拍子も揃った女優が求められるようになりました。そんな現代のAV女優の代表の様な存在が波多野結衣というAVクイーンなのです。更に同AV監督は彼女のあまりの完璧さに圧倒されて「どうしてこんな娘がAV女優をやる必要があるのか？」とまで思ったと言います。何故彼女はいつまでもトップ女優でいられるのでしょう。その理由の一つに『正体不明さ』であることが挙げられます。AV女優の経歴などは芸能人と違って職業柄ベールに包まれていることが多いですが、いつの間にかファンの前に現れた美女が何百本という作品に出演しても本当の姿が分からないこと。それがAVファンにとっては新鮮でいつまでも飽きられることのない秘密と言えます。また『恥じらいがある』のも特徴の一つかもしれません。AVの設定として良くあるのが普通の女の子が理性を失って普段絶対見せないような痴態をカメラに晒す事がありますが、これは恥じらいがあって初めてファンの心を掴むことが出来るからです。恥じらいがいつだって新鮮という彼女はそれだけで強力な武器を持っていることになります。毎年多くのAV女優がデビューして消えてゆく厳しい世界で彼女の様に長期間に渡って人気を維持できるのは稀で、本当の売れっ子であり実力派女優と言えるでしょう。

日本のAV女優のアジア人気の理由

アジア圏では抜群の知名度を誇る日本のAV女優達ですが、ご存知中国の検索エンジン『百度(バイドゥ)』では検索ワード人物編のトップ20にそうそうたる著名人と並んで彼女達の名前が上がってきます。美女検索ランキングや女性スター検索ランキングでも日本のAV女優達の名前が軒並み上位に上がります。日本でも人気の蒼井そらは中国版ツイッターで東京の人口を遥かに超える2000万人のフォロワーを抱えるといいます。美女ランキングで1位を獲得した小澤マリアは台湾を訪れ自身の出演した映画の上映会に出席したり、大沢佑香も自身がデザインしたTシャツを販売し、その売上を台湾の災害復興のために寄付したりとAV女優とアジアのつながりが密接であることが分かります。イスラム教徒の多い国、インドネシアでも21世紀に入ってから次第に日本のAVが流通し初めて人気を集めてると言います。しかしこういった文化的、宗教的に性に関するタブーを厳格に遵守する国では日本のAVだけでなく、性産業そのものを排除しようという動きもあり必ずしもAV女優達に寛容とは言えませんが、アジアで日本製AVの需要が毎年高まっているのは確かなのです。
それではどうして今こんなにも日本のAV女優達にアジア各国からの注目が集まるのでしょう。まず言えるのは彼女達が友好的、フレンドリーであることが言えます。その国で災害があれば募金活動や寄付をしたり裏表の無い純粋な気持ちでその国と向き合っている態度が好感を持たれる理由です。また商業的な意味で一儲けしようとか、のし上がるための踏み台にしてやろうとかそういった利益優先の意図も感じられず、ソーシャルメディアの普及と同時にその波に乗ったことが大きな理由かもしれません。波多野結衣の場合は台湾No.1モデルと言われるリン・チーリンに似ていることから台湾のファンから「小リン・チーリン」と呼ばれたことに人気が出始めますが、彼女の知名度を決定的にしたのは2015年9月1日に発売される予定だった彼女の顔がプリントされた交通系ICカード『悠遊カード』問題だったと言えるでしょう。この写真がネットユーザーから「どう見てもAVのジャケットだ！」と指摘が入り台湾では社会問題にまでなりましたが、この騒動に対して「私がAV女優であるため善意あるイベントに協力し貢献できないのでしょうか」という彼女の純粋なコメントが感動的だと話題になりました。この騒動後彼女の名は一般にも広く浸透し、その人気を確固たるものにします。

日本のAV女優が本格的に世界進出しない理由

アジアで人気沸騰中の日本のAV女優達ですが、欧米ではどうでしょう。実は現在日本のAV女優達は海外で大人気なのです。英語がそこそこ喋れれば海外でAV女優として仕事するのもそれほど難しいことではないと言われます。例えば「まりか」というポルノスターが居るのをご存知でしょうか。彼女は過激エロDVDでグラビアデビューしその後AV女優に転身、そしてアメリカに渡ってポルノスターとして成功した有名女優です。日本人初のペントハウスペット(米国の男性誌ペントハウスのセンターグラビアを飾る女優)の称号を獲得し、ポルノ業界のオスカー賞とも呼ばれているAVNアワードではレッドカーペットを歩いた程出世しました。欧米人はアダルトへの偏見が日本より希薄で、たとえAVを引退したとしても現役時代の活躍次第ではラスベガスのショーへの出演やハリウッド女優への道さえも確保されるなど、日本に比べると華々しい将来が待っている可能性が高いのです。しかし今のところ日本のAV女優たちの進出先はアジア圏に限られています。
なぜ世界進出、特に欧米へ進出する女優が極端に少ないのでしょうか。一つは最初に触れた言葉(英語)の壁があるからで、もう一つは日本はギャラが高いという理由があるのかもしれません。それ以外にも例えば2週間に1回の性病検査が義務付けられて、その検査費用を実費で負担しなければならなかったり、日本では女優がプロダクションに所属することは当たり前ですが、アメリカなどでは自分でエージェントを雇って仕事を紹介してもらわなければなりません。エージェントは撮影現場を紹介するだけでそれ以外の仕事は自分で探さなくてはならないのです。また、欧米人の発想からすると稼げないのは本人が悪いわけで細かい努力を積み重ねていないからと見なされて、「人気がない」のではなく「怠け者だから稼げない」というレッテルを貼られてしまうところも私達の感覚とはだいぶ違います。というわけで日本と特に欧米ではシステムや根本にある考え方が違うので、日本で人気を得たならばわざわざ欧米に進出する理由もないのかもしれません。しかしプロダクションを介さないということはギャラは全部自分のものになるということです。苦労を伴うからこそ稼ぐも稼がないも自分次第の世界なのです。
前述の台湾版Suicaの『悠遊カード』の”特別版悠遊カード”に波多野結衣が選ばれた時、大騒ぎになりそれがきっかけでイギリスのBBCニュースに出演したそうですが、アジアでの揺るぎない人気を確保した後、世界進出はありうるのでしょうか。まだまだ彼女から目が離せませんね。

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