皆さんこんばんは!
エックスビデオ日本一の管理人でございます。
婦女暴行といえば先月逮捕された俳優の高畑裕太の事件が記憶に新しいところですが、オリンピック開催中のリオでも同様の事件があったのをご存知でしょうか?8月7日にブラジル治安当局が選手村で逮捕したのはナミビア代表のボクシング選手ジョナス・ジュニアス選手(22)でした。ジュニアス選手は隣の部屋を清掃中の女性にいきなりキスをして「金を払う」と持ちかけて性行為を迫った疑いが持たれています。驚いたことに一緒にいたナミビア選手団のコーチは彼のまずい行動を止めにすら入らなかったそうです。女性は危険を感じて大声を上げて助けを呼び、駆けつけた治安当局に保護されたそうです。ジュニアス選手は3日後の男子ライトウエルター級の試合に出場する予定で、一度は出場できない見通しと発表されましたが、なんと条件付きで釈放されて試合に出場しました。
選手村では5日にもモロッコ代表の同じくボクシングのハサン・サアダ選手が女性清掃員2人に対する婦女暴行容疑で逮捕されたばかりでしたが、彼も11日には釈放されています。どちらのケースもIOCが「有罪が確定したわけではない」との理由で出場を容認するなど、世界的イベントであってはならない性犯罪に対してどこか消極的な、もみ消してしまおうという意図さえ伺える裁定の甘さに驚いた人も多いと思います。釈放に際して「選手村への出入り禁止」や「許可なくリオデジャネイロを離れない」ことを条件に付けましたが、加害者側と被害女性が密かに和解したとの憶測まで飛び交いました。
オリンピック開催の3日前にも警備員が女性消防士を競技施設でレイプしたというニュースがありました。拳銃を突きつけられて無理矢理犯された女性は夜勤の他の警備員になんとか連絡を取り、その後男は現行犯で逮捕され、仮に有罪判決が下れば懲役15年は確実だそうです。同国では11分に1件という割合でレイプ事件が発生していて、被害届はわずか10%未満ということですから今回の事件もまさに氷山の一角ということでしょう。
治安当局によればここ数年で強姦事件は減少傾向にあると言いますが「世界で最も未通報率が高い犯罪なので、実際に減少したかどうかを評価することは困難だ」と、つい本音を漏らすほど悲観的な見方を示しています。犯罪発生率も日本の400倍に達すると言われるブラジルで、平和ボケした日本人が現地で犯罪に巻き込まれないことを祈るばかりです。