2015年春にアメリカのカルフォルニア州で、とある新規制案が発表されました。それは、ポルノ俳優がセックスをする際に、顔のゴーグルを付けなければならないというものです。これは、同州労働安全衛生基準委員会(OSHA)がまとめた性感染症に関する報告書によれば、体液や粘膜からの感染を防ぐためにはゴーグルが必要不可欠だ、となっています。これに対し、ポルノビデオ製作会社やポルノ俳優たちは「馬鹿げている」「ポルノ業界が壊滅する」などと猛反論します。
この新規制案のキーマンとなっているのが、エイズ医療財団のマイケル・ワインスタイン氏。彼は2009年にポルノ男優にコンドームを着用させることをOSHAに提案し、その3年後にはコンドーム着用法案の設立するために力を注ぎました。
法案は一部の地区を覗いて破棄されたものの、今回はコンドームに加えてゴーグルを着用させることに動きました。しかし、何故ゴーグルなのかと皆さんは思いませんか?それはズバリ、目からの感染を防ぐためでした。この新規制案には「すべての体液は感染の可能性材料と見なされなければなりません」とされており、粘膜の全てを体液から防ぐことが基本なようで、ゴーグルはそのシンボルとしてされているようです。
そして、ポルノ製作会社やポルノ男優からの反論にワインスタイン氏は、ポルノビデオの撮影で数千人の性病感染者がおり、HIV感染者が4人も出ていることを証拠に挙げています。
制作サイドはこのことに対し、2週間ごとに性病の検査を実施し、体液に触れてしまったときの消毒などを徹底しているとし「出演者の安全は十分に確保されている」とまたしても猛反論をします。更に加えて、ゴーグルを着用することなんていうのは、セックスを見る視聴者の気分を下げさせることであるし、医療現場のように見えてしまうと主張します。
現在、アメリカではカルフォルニア州とニューハンプシャー州だけがポルノ映画を作ることを許可されています。そして、数十年もの間、多くのポルノビデオがカルフォルニア州で作られてきました。
そして、2012年にカルフォルニア州でコンドーム着用法案が出ました。このときにロサンゼルス受けれいました。作られる全てのポルノビデオでコンドームを着用してのセックスが命じられた結果、ロサンゼルスでの制作を止めることになり、制作量はなんと90%も減ってしまいました。
この流れでゴーグルの着用まで命じられてしまうと、州の財政にも影響が出てきてしまうことは必至。是非、食い止めて欲しいものです。