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アメリカのコロンビア大学に通うレイプをされた女性大生が、常軌を逸した抗議をして話題に!

「心の殺害」と言われて久しいレイプという罪。レイプをされた女性は警察に冷酷な対応をされることが殆どで、通報をされていない案件がかなりあるんだそうです。内閣府によると、レイプの被害者が警察に通報したのは、わずか3.7%で被害者が言わない、もしくは、恐怖のあまり声を発することが出来ないだけであって、レイプという犯罪は特殊なものではなく、日常生活に潜んでいると言えます。
そして、レイプされた女性はの将来は決して明るいものではないみたいです。『こんなことなんでもない』とふっきられる人は皆無に等しく、極度の人間不信になってしまったり、暗闇の中で寝られなくなってしまう、そして自分の身体を売ってしまう女性が多数存在しています。
そんな中、アメリカでレイプ被害に遭った女性が、一風変わった抗議をして話題となりました。果たして、その抗議内容とは…?

ドデカイマットレスを担ぎこみ…

今回、レイプ被害に遭ったのはアメリカのコロンビア大学に通う4年生のエマ・サルコウィッツさん。彼女は大学2年生の時に、学生寮の部屋で男子学生からレイプをされてしまいました。さらに、彼女以外にも2人の女子生徒がレイプをされていたことが発覚。彼女たちは大学サイドの相談し、警察にも届け出を出したものの冷たくあしらわれたとのことです。
このようなことを受けエマさんは、新学年度の生活が始まると、新品の教科書を詰め込んだバッグを詰め込む代わりに、レイプ現場とされたマットレスを大学に担ぎ込んで歩くことをしました。これは、抗議の意味を込め、レイプ加害者が罪を受けるまで続けていたとのことです。
また、当時ビジュアルアートを専攻していた彼女は、抗議を「Carry That Weight(重荷を背負う)」というたタイトルのプロジェクトの一環として行っていたようです。彼女がここでマットレスを担ぎ込むことで表したいのは、レイプをされた事実や現場ではなく、心の傷の大きさなんだそうです。
マットレスを担ぎ込んでいた当初は、キャンパス内をあることを不安に感じていたものの、現在は面白おかしく見てくる生徒たちの視線にも慣れたとのことです。そして、彼女の気持ちを汲み込んだ学生たちが、マットレスを運ぶことに賛同し、手伝ってくれることもあるんだそうです。
被害者女性に、一生残る傷を残してしまうレイプという犯罪。女性だけでなく、男性も被害者になる可能性が十分あります。レイプは日常生活に潜んでいることを今一度、考えてみてください。

2017年2月24日
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